帝王切開③手術編 いよいよお腹を切るよ
意識はあるのに女医さんがこれは痛いですか?とチェックしているが何処を触っているか分からない状態になってきた。
麻酔が効くまでの間、お腹の上にブルーシートをのせたり首元に顔を隠すつい立てみたいなもの置いたり看護師さんも忙しそうだ。
そうこうしている間に手術が始まった。
帝王切開の始まり始まり
女医さん『これは痛いですか』
お腹がちくっとする感じ。
『少しちくっとしました』
『これは痛いですか』
今度は左下腹部に何か当たってる感じ。
あ、もう切ってんだなこれ(-_-)
本当に全然痛くない。
当たってる感じはするのにすごいな。
そして縦方向に切った感じ。これは子宮を切ったと思う。全然大丈夫。
切り始めてすぐ
『それじゃぁ赤ちゃん取り出しますよー』
気になるのは産声を上げるかどうか。
帝王切開の赤ちゃんはいきなり人の手で外に出されるので上手く泣けない事があるそうな。
でもうちの子は直ぐに元気に泣いてくれました
(T-T)良かった〜!
看護師さんかな?『赤ちゃん今綺麗にしていますよー(^^)』で産湯で綺麗にした後見せてくれた(o^^o)
そして、もしかしたら麻酔をしていても痛いといわれる胎盤をとる作業に。
先生『少し痛いかもしれません』
痛いかも…と覚悟していて
いち、にの、さん!で剥がされましたが
全然痛くない!麻酔めっちゃ効いてた!
私が思うに麻酔は右半身の方がより効いていて
胎盤は右の方にあったみたいなのでそれで痛くなかったかなと思いました。
まじ凄い麻酔。
現代に産まれていて本当によかった〜(。-∀-)
江戸時代だったら確実に死んでるね!フゥー!
帝王切開後半
帝王切開の全体の時間は大体1:30から2時間。
麻酔 約20分
取出し 約10分
で残りの時間は丁寧に子宮と皮膚の縫合。
抜糸しなくてよい糸でぬいぬい(°▽°)
ゆっくり丁寧にぬってもらいました。
痛みは完全に感じないけど縫ってる感はめっちゃ伝わる。
早く終わらないかな〜
途中で麻酔きれたらどうしよ 白目
麻酔科医がいて麻酔調整してもらってるから多分大丈夫なんだけどそんなことばっかり気にしてました。
先生ももー寝てても良いよー
とは言ったものの、そのまま意識不明になりたくなかったし、手術の行き末も気になったので眠気を我慢して起きといた。
手術中、旦那は入らないので看護師さんに
「手を握ってもらっていいですか」とお願いした。少し握ってくれたが直ぐに離して何かしてた(T-T)機械出しとか…忙しいですよね。スマソ。
手術は孤独との勝負やな。
術後、病室へ帰る!
全て縫い終わり、服を着せてもらい手術台からストレッチャーへ みんなで
いち、にの、さん!で移動!
麻酔のチューブと尿管のチューブは刺さったまま。
私はストレッチャーで横になりながら
病室へ。。。行く途中、
違う部屋へ寄った。
そこでは私が手術後でカンガルーケアが出来ない代わりに旦那がカンガルーケアをさせてもらう部屋。部屋では既に旦那は赤ん坊を裸の上半身に乗せていた。
私はその様子を見て、
私はやるべきことを果たした( ̄+ー ̄)
と大きくうなずき、旦那とまたね。と会話したのち、部屋を後にした。
後から旦那に聞いたら、私が入ってきた事は覚えていないと。(コラー!o(`ω´ )o!こちとら命がけで産んでんだぞ‼︎
続く